ジャンパー膝の治療にテーピング・ストレッチ・サポーターは必要?

jumper-knee

ジャンパー膝が治らずに困っている人が多いのですが
この記事では、ジャンパー膝を治すために必要な事について詳しく書いていきます。

ジャンパー膝の治し方は、原因を見つけて治療しましょう。
詳しくは、解説していきますが

ジャンパー膝の原因は太ももの筋肉だけではありません

内容に入って行く前に、確認なんですが
ジャンパー膝が治るのは難しいと思っていませんか?

1度、ジャンパー膝になると安静にするしかなくて
またスポーツをすると痛くなる…。

だから、ジャンパー膝は治らない…と感じている、かもしれません。

ですが、ジャンパー膝を治すのは意外に難しくないんです。
治すために必要な事は3つだけです。

  1. ジャンパー膝の正しい知識を知る。
  2. 治らない治療を止める。
  3. あなたのジャンパー膝の症状を出している原因を知る。

この3つが重要になります。
これが出来ていないから、ジャンパー膝が治っていないだけです!

何も難しくないです。
今、出来ないことを難しいと考えないでください。

私も全てのジャンパー膝を治せると思ってはいませんが
そんな時ほど、ワクワクしています。

では、最初のステップ!
ジャンパー膝の正しい知識を知ってください。

ジャンパー膝とは

まず、ジャンパー膝とはどんな状態なのか?
見ていきましょう。

ジャンパー膝(英:jumper’s knee)とは、下肢のスポーツ障害のひとつ。ジャンプ動作などの繰り返しにより発生する膝蓋靭帯炎および大腿四頭筋腱付着部炎である

と、Wikipediaでは紹介されています。

多くの場合、ジャンプをよくするスポーツをしている人が膝に痛みがあると
ジャンパー膝と診断されることが多いと思います。

ジャンパー膝になり適切な処置が出来ていないと
安静にしていても膝の痛みが出ることがあります。

来院されるジャンパー膝の人は、
バスケットボールをしている学生さんが多いです。

ジャンパー膝の原因は骨?筋肉?

ここから、少し話が難しく感じるかもしれませんが
しっかり話についてきてください。

なるべく簡単に説明しますから!
ジャンパー膝の原因は2段階に考えないと治せません。

ジャンパー膝で痛い膝はどうなっているのか?

膝のお皿から、スネの骨に付く靭帯(膝蓋靭帯)が
ケガをしている状態だとイメージしてください。

現在の西洋医学では、
膝蓋靭帯を引っ張る大腿四頭筋という太ももの前側にある筋肉が固くなって
膝蓋靭帯のケガを作っている。と考えています。

確かに、ジャンパー膝で困っている人の太ももの前側を触ると
パンパンで固くなっています。

ここで落とし穴があるんです。
太ももの前の筋肉が固くなっているから、ジャンパー膝になっている
そう考えると、ドツボにはまっていきます。

以前の私もそう感じて、太ももの前のストレッチをしていました。
でも、治る人はいませんでした。

なぜ、原因と言われている大腿四頭筋を治療しても治らないのか?
疑問に思いました。

今になって思うのは、本当の黒幕がいたんです。

ジャンパー膝の痛みを治そうと、太ももの前側の筋肉をマッサージしたり
鍼をしたり、ストレッチをしても治らないのか?

大腿四頭筋は悪くない!

痛みの出ている靭帯を引っ張っている大腿四頭筋は独立した筋肉ではありません。

大腿四頭筋が固くなる理由は
他の筋肉がしっかり働けていないので、かわりに大腿四頭筋が頑張りすぎているんです。

大腿四頭筋だけではなく、筋肉の特性としては筋膜という組織で全身繋がっています。
どう繋がっているか?が治療に重要になります。

http://www.anatomytrains.jp/

http://www.anatomytrains.jp/

太ももの前にある、大腿四頭筋はつま先の方に筋膜が繋がっていますが、
お腹・胸・首の方にも筋膜が続きます。

多くの先生たちは、膝しか見ていません。
でも、筋膜の繋がりを見ると頭方向の筋膜が多く筋肉も強いです。
筋膜が多く、筋肉も強いということは、

大腿四頭筋に負担をかける筋肉は膝よりも頭方向に黒幕がいる可能性が高いんです。
でも、一般的に

ジャンパー膝の原因を

多くの先生たちは勘違いしています。
私の大好きなWikipedia先生も、

ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎ障害である。

みんな、足の負担があることが原因だと考えています。
確かに、ジャンパー膝の痛みの出ている場所は炎症を起こしていると思います。

ですが、運動していることだけにフォーカスしすぎていると思います。

もっと運動している人でもジャンパー膝になっていない人もいるはずです。

ジャンパー膝でよくある間違った治療

no-good

私も同じ間違いをしていたので
偉そうなことは言えませんが確認していきましょう。

この間違った治療を続けていると、
よりひどい状況になることもあるので要注意です。

安静にしてるとジャンパー膝が治る?

足を安静にしても、また運動し始めれば痛みます。
大腿四頭筋の負担を作っている隠れた原因の筋肉は改善していないので、ほぼ確実に再発します。

安静にしている時間が無駄に感じるのは私だけですか?

多くの人がスイミングやエアロバイクで
筋力がキープ出来ると考えているようですが無理です。

バスケットボールをしている人がジャンパー膝になって安静にしている間、
スイミングやエアロバイクで筋力が維持できるか?

少し考えれば無理ですよね。
バスケットボールとスイミングで使う筋肉は全然違います。

英語の点数を上げたいのに、社会の勉強をしているのと同じです。
バスケットボールで使う筋肉はバスケットボールをしないと弱くなる一方です。

安静にしているヒマはないんです!

ジャンパー膝って、どんなストレッチをすればいいの?

先ほど、ジャンパー膝の痛みの出ている場所は
靭帯がケガをしている場所、と説明しました。

ケガをしている場所を伸ばして、治りそうですか?

太ももの前のストレッチも同じです。
太ももの緊張が直接、靭帯に負担をかけることになります。

治したいと思って、YouTubeで調べて、
ストレッチ動画を見てストレッチをしているのに…治らない。

大腿四頭筋の負担が強くなって靭帯がケガしているのに、
ストレッチをしていると、傷口が広がりドンドン治りにくい状態になります。

どのサポーターを使えばジャンパー膝って治るの?

ジャンパー膝のように、膝の痛みがあると薬局などで販売されているサポーターを購入して使用する人も多いですが
来院される人で効果を実感している人は意外と少ないです。

全く意味がないとは思いませんが
ジャンパー膝の本当の黒幕がいる場合、根本的な改善にはつながらないと思います。

サポーターをすることで膝の血液循環が悪くなることが考えられます。
血液循環が悪くては、痛めている靭帯の回復力が落ちてしまいます。
なるべく、サポーターに頼らないようにしたいですね

ジャンパー膝にはどんなテーピングを貼ればいいの?

スポーツをしている人は、テーピングが好きですが
テーピングを貼って治ることって少ないと思います。

整体師あるある、ですが
テーピングを張っていれば患者さんは納得すると思っている先生がいます。
そんな先生ほど、テーピングを張りたがります。

来院されたジャンパー膝の人で
テーピングをしていて皮膚がかぶれて血液循環が悪くなっている人もいます。

血液循環が悪くなることで良いことは1つもありません。

テーピングを自分で貼らないようにしましょう。
テーピングを貼ると言っても、実は難しいんです。

テーピングを皮膚に貼る際、テーピングをどれくらいテンション(張力)をかけるか?で
効果が大きく変わります。

テーピングを貼るなら、専門で学んでいる人に貼ってもらいましょう

筋トレをすればジャンパー膝は治る?

なかなか良い発想なんですが、
必要以上に筋肉トレーニングはしないほうが良いです。

体は良く出来ていて、筋肉は鍛えれば強くなり大きくなります。
ですが、それを支える骨、関節、靭帯などの組織は強くなりません。

言い換えれば、競技パフォーマンスを上げようと筋トレをすればするほど
ケガのリスクが増えてしまいます。

必要以上に筋トレはしないほうがいいですね。

あなたのジャンパー膝の原因を見つけよう!

特に、慢性化している人や治りが良くない人ほど
首の筋肉が原因になっていることがあります。

なぜ、首の筋肉がジャンパー膝に関係しているのか?
もう一度、先ほどのイラストを見てください。

http://www.anatomytrains.jp/

http://www.anatomytrains.jp/

首の前から横にかけての筋肉、胸鎖乳突筋という筋肉があります。
胸鎖乳突筋は大腿四頭筋、痛めている膝蓋靭帯を筋膜で繋がっています。

この筋肉がジャンパー膝の症状を出していることが多いんです。

胸鎖乳突筋がジャンパー膝の原因になっている人のクセがあります

気がつけば、頭が前に移動して、アゴが上がっている人です。
もちろん、その状態はしんどいので肘をついて手にあごを乗せる事が多いです。

habit-to-become-jumper-knee

この記事で知ってもらいたかったこと

ジャンパー膝が治らない理由は、
あなたが悪いわけではなく、治療業界のレベルの低さだと思います。

健康情報はたくさん出回っているのにウソが多いです。

と、言うよりも専門的な教科書が間違っています。
点数は取れるかもしれませんが、

教科書通りでは、ジャンパー膝の痛みは取れません。

おさらいをしましょう!

  • ジャンパー膝の痛みは膝の靭帯がケガしている。
  • 太ももの前の筋肉、大腿四頭筋が固いから!

では正解ではありません。

正解は、

大腿四頭筋と筋膜で繋がっている筋肉の働きが悪くなって
かわりに大腿四頭筋が無理に働き、膝の靭帯を傷つけている。

ジャンパー膝を治すには、
大腿四頭筋と筋膜で繋がって働きが悪くなっている筋肉を特定することが重要になります。
逆に、言えば特定できなければ治療ではなく、ただのマッサージです。

痛みのある場所ばかりに、フォーカスしていると
復帰がドンドン出来なくなります。

この記事では、
私の見ているジャンパー膝の人に胸鎖乳突筋という首の筋肉が原因になるので紹介しました。
もちろん、胸鎖乳突筋以外で繋がっている筋肉が原因になることもありますよ。

この記事が、1日でも早くジャンパー膝を治すのに役立てれば最高です!