腰椎分離症を克服して趣味を満喫する方法-大阪のABC整骨院
「分離症は腰の骨がケガしている状態だから手術しないといけないの?」と
悩んで相談をよく頂きます。
そんな悩んでいる方に少しでも参考になれば、と
ABC整骨院に来院されている人の話を書いていきたいと思います。
この記事の目次
第4腰椎(L4)分離すべり症と診断された。
ランニング・山登り・テニスが趣味のHさん。51歳、男性。Hさん。
半年前、趣味の山登りをした後から右足のもも裏が筋肉痛になって
それが治らず、ドンドンひどくなってきたので2ヶ月後、整形外科を受診。
第4腰椎(L4)分離すべり症と診断。
コルセットを常に巻いて、ビタミンB12とリリカという痛み止めを服用。
週に1回 腰を牽引・温熱療法としてホットパックをしていました。
そんな対処を約5ヶ月間、続けていると
- デスクワーク・会議中にシビレが気になり集中できない。
- いつも右足ふともものウラがしびれている。
- 歩くと、右側のお尻から膝まで引っ張ったように痛い。
- 電車で立っていると、右足のウラが痛い。
このHさんは、腰の痛みは、ほとんど感じていませんでした。
腰ではなく、お尻〜ももウラ。足裏にかけて痛みとシビレがひどく出ていました。
- 薬・牽引を続けているだけで治るんかな?
- 自分でやっている筋トレが良くないのかな?
- 日常生活の正しい姿勢は、これでいいのかな?
- これ以上、悪くなると仕事が出来ない。
と、ABC整骨院(前 ABC整骨院)に来院されました。
痛み・シビレを気にせず趣味のスポーツを満喫
ABC整骨院では、骨盤を中心に3回目まで施術しました。
施術後は、毎回症状はほとんど感じない程度になるですが
4日目には、痛みはないけれど またシビレが気になる。
4回目の施術でそれまでの治療にプラスして足首の調整を増やしました。
そこから、痛みとシビレは気にならなくなりました。
初回から、5週間で山登りを再開。標高500㍍の山と900㍍の山。
900㍍の山はリュックサックに10㌔の荷物を担いでいたようです。
足に冷感はあったそうですが、痛み・シビレは全く出ませんでした。
それから、3ヶ月位 継続的にABC整骨院に来院して頂いていますが
趣味のスポーツを満喫されています。
分離症が完治した状態って?
私が思う【分離症が完治した状態】は
Hさんの様に
- 日常生活での支障が出ない。
- やりたい事(仕事・趣味)が楽しく出来る。
- 痛み・しびれが出そうな怖さがない。
この3つは最低条件だと思っています。
分離症の痛みが改善しないのは、
【分離症の痛みを引き起こしている原因を改善できていない】からです。
原因を特定して改善できれば、痛みは出なくなって再発する可能性が低くなります。
分離症の痛みを引き起こす本当の原因を知ってもらう必要があります。
分離症の痛みを引き起こしている本当の原因を確認。
分離症というのは、腰椎が2つに分かれている状態。
私は骨折しているのと同じ。と考えています。
「分離したのが、いつなのか?」
厳密にわかるのか?わかりませんが。
他の骨折と同じだとすれば、
分離したのが最近なのか? 昔なのか?
判断できるはずです。
骨が強く痛みを感じるのは、骨膜(骨の膜)を傷ついた時で
何年も経ったら、骨膜は痛みを出すのか?
私はありえないと考えているんです。理由は、
「何年も腰が骨折したような痛みがありましたか?」と
分離症の年配の人に聞いたことがあるんですが
「そんなこと、ないよ」と鼻で笑われました。
成長期の学生さんがスポーツをしていて分離症になるケースが多々あります。分離した初期に、専用コルセットでしっかり固定できると分離した所がくっ付くと聞いたことがあります。残念ながら、ABC整骨院では専用コルセットはないので詳しくは書けません。 申し訳ありません。 |
腰骨(腰椎)が痛いんじゃないんなら、何が痛いのか?
ABC整骨院では、筋肉に原因があると思っています。
腰の骨が不安定なので、腰の筋肉に負担が掛かり過ぎる。と思って
背筋の筋トレとする人が多いですが、ちょっと待ってください。
分離症の人が背筋の筋トレをすると人によっては、悪化する人が多いです。
Hさんも背筋の筋トレをしていましたが
ドンドン症状が強く出るようになってきました。
何が、あなたの腰に負担をかけるのか?
Hさんもそうでしたが、分離症の人は
太ももの前の筋肉に腰に負担をかける原因がありました。
なぜ、太ももの前の筋肉なのか?
この大きな筋肉の力が骨盤を前に傾けます。
骨盤が傾くと腰も反ろうとして腰が不安定になり
腰の筋肉の負担が増えて、痛みやしびれの原因になっています。
分離症だから、と決めつけて腰ばかり見ていると
なかなか改善しにくいですが、あなたの腰に負担をかける原因を
見つけて治療が最短で改善していく方法だと思います。
効果のない治療を止める。
これは、すごく勇気のいることです。
ドクターがいうから、知人がいうから、と勧められて
次に書くことをしている、分離症の人が多くいます。
1つ1つ、見ていきましょう。
コルセットを止める
腰が不安定になっているから、コルセットを巻く。
理にかなっているようですが、止めたほうがいいです。
コルセットを巻けば巻くほど、筋肉は弱くなっていきます。
筋肉が弱くなると更に身体を支えることが出来なくなって
症状を悪化させることになります。
最初は、コルセットしているとマシだったのに・・・。
と言う人は多いですが、
ドンドン筋力が弱くなって身体を支えられなくなっているんです。
痛み止めを止める
- 痛み・シビレが強い時。
- 仕事で頑張らなければいけない時。
- 痛み・シビレで寝れない時。
なんかは、どうしても痛み止めに頼りたくなるんですが
できれば、薬に頼らないでください。
痛み・しびれは、あなたの味方です。
あなたの身体がこれ以上悪くならないように
警報を鳴らしてくれているんです。
その警報を無理やり消す方法が痛み止めの薬です。
痛くならないように!と予防で薬を服用される方は
今から、飲まないようにしてください。
腰の牽引を止める
10年前に比べると、減っているように思いますが
Hさんのように、腰を引っ張っている人がいます。
これは、そのお医者様の考えがあってのことですが
私は、止めたほうが良いと思います。
先程も書いたように、腰の負担がかかって筋肉が痛みを出している。
腰を引っ張ると、さらに筋肉に負担がかかります。
腰の負担がかかっている原因は、体重・重力が原因ではないんです。
太ももの前の筋肉の様に、
腰のバランスを悪くしているものが原因になるんです。
腰の牽引では、分離症の痛みは治りません。
分離症の痛みを得意とする治療院に通院する
どうして、病院では手術。ブロック注射。痛み止め。シップ。
整骨院では、電気治療。マッサージ。腰の牽引。 と、相場は決まっています。
どうしても、この治療法では治る見込みが少ないです。
そこで、分離症の痛みを治す治療院を選ぶ基準をお伝えしたいと思います。
- 治っている実績のある所。
- シビレや痛みの原因を作っているのが腰ではない。と考えている。
- 再発しないように、指導・アドバイスしてくれる所。
腰椎分離症の症状が出なくなってからが本番
痛み・シビレが無くなっても油断は禁物。
腰椎分離症と言われても、原因は腰ではない。
あなたの日常生活での癖が作った身体の歪みです。
それが腰のバランスを悪くして症状を出しています。
また、無防備な状態なら
数年後に症状が出る人もいます。
そうならないためにも、日頃のケアを忘れないようにしましょう。
【まとめ】
どうでしたか?
私なりに、腰椎分離症について書いてみました。
すこしでも、腰椎分離症の症状で悩んでいる人の役に立てれば嬉しいです。
Hさんの様に痛みやシビレを気にせずに
趣味に没頭出来る日が、あなたにも来るはずです。
1日でも早く、そんな日がくればイイですね。
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