腱鞘炎の治し方!注射や湿布じゃ治らない人は必見。
手首や指が痛くなる代表的なもの、腱鞘炎。
僕が中学生の頃に、母がなっていました。
母は理容業をしているので、なりやすいのかな?と、
思っていましたが、それだけではないようなので
今回は腱鞘炎について書いていこう。と思います。
この記事の目次
腱鞘炎とは?
そもそも、腱鞘炎ってわかっていますか?
たぶん、なんとなく理解している人が多いと思います。
簡単に、西洋医学的な腱鞘炎の説明をしていきましょう。
腱・腱鞘って何?
腱とは、筋肉が骨に付くために硬く線維化したものです。
関節が動く時に関節の所などで、腱が骨と摩擦を起こしてケガをしないように守ってくれているのが腱鞘です。
この腱鞘がなんかしらの原因で炎症を起こしたものが腱鞘炎です。
よく言われる腱鞘炎の原因は
使いすぎ。
指・手首をよく使う人が多くなるので言われているみたいです。
治療として、安静にするように言われるのも
使わなくなるので症状が軽減するんです。
が、また生活を送っている内に、また腱鞘炎になる人が多くいます。
安静にする。ということは解決策にならないんです。
他にも、サポーターなども市販されていますが
同じように、外した後に痛くなる人が多いのも同じ原因です。
腱鞘炎になりやすい人に共通していることは
肩甲骨の位置が悪い。
姿勢が良くないと、いろいろな症状が出てきますが
腱鞘炎の場合、手や指に原因がありそうですが
肩甲骨の位置が良くないことで起こる事が多いんです。
なんで、肩甲骨の位置が悪いと腱鞘炎になるのか?
腕は肩甲骨から鎖骨で体に繋がります。
鎖骨も歪むんですが、鎖骨よりも肩甲骨の方が動きやすい構造です。
肩甲骨の位置が歪んだまま、腕や指を動かし続けると無駄なストレスが腱と腱鞘にかかって腱鞘炎になります。
腱鞘炎の治療は肩甲骨の位置を治すだけじゃダメ。
肩甲骨の位置が悪くなると腱鞘炎になりやすくなると言っても、
肩甲骨の位置だけを治せばいいわけではないんです。
先ほどのイラストを見てもらいたいのですが、
肩甲骨はガッチリ関節で固定されているわけではありません。
細い鎖骨と関節で繋がっているだけです。
肩甲骨の位置を左右するのは、
肩甲骨と肋骨や背骨に付く筋肉のパワーバランスによって肩甲骨の位置が決まります。
難しくなったので、簡単に補足すると
肩甲骨の位置を治すためには、体全体のゆがみを治さないといけません。
1つの例として、上半身にゆがみがあるのは、
下半身にゆがみがあるからかもしれません。
下(下半身)が傾いていれば、上(上半身)は傾きます。
腱鞘炎の痛みを手や指だけに原因があるわけではありません。
痛みだけを見ていれば、いつまで経っても治らないのが腱鞘炎です。
腱鞘炎になったら、安静・湿布、病院で注射・・・。
治りにくいと言われる腱鞘炎も体全体を見ての対処が必要になります。
とくに、股関節のゆがみ・動きに問題のある人が現代の日本人に多いんですが
股関節などのゆがみを見てもらえる治療院に通うと早く腱鞘炎を根本的に治せると思います。
勘違いする人も多いかもしれないので書きますが
「股関節が痛いか?」というのは関係ないですからね。
現代社会で動くことが少なくなっている股関節を
動かすことが体全体に良い影響が出ることがわかっています。
全く関係のないと思っている人ほど、
慢性化しないように気をつけてくださいね。