椎間関節性腰痛?ぎっくり腰に1番多い原因を語ろうか
何ですか?それ
この記事の目次
椎間関節性腰痛とは?
椎間関節に原因がある腰痛の総称を椎間関節性腰痛と言います。
椎間関節とは?
上下の背骨を繋いでいる関節の名前です。
回旋の動きには腰椎の椎間関節はほとんど動きません。
写真は骨盤と腰骨を後ろから見上げたものです。
腰の椎間関節は、腰椎椎間関節(ようついついかんかんせつ)といいます。
首の椎間関節は頚椎椎間関節(けいついついかんかんせつ)といいます。
今回の椎間関節性腰痛は、腰椎椎間関節の事を紹介しています。
上下の腰骨を繋いでいるのは、椎間板じゃないの?
椎間板も椎間関節も上半身の安定には、必要不可欠です。
上半身の負担の7〜8割を椎間板に、2〜3割を椎間関節に体重が乗っていると、言われています。
体を反ると、後ろ側にある椎間関節にかかる負担が増えます。
椎間関節性腰痛はどんな症状?
痛みが出る場所は、上半身の体重が乗りやすい
腰骨の4番と5番、5番と仙骨の間の椎間関節に多いようです。
椎間関節性腰痛は、急性(きゅうせい)と慢性(まんせい)に分けられます。
- 急性の椎間関節性腰痛は、
ぎっくり腰の時に椎間関節が捻挫することで起こると言われています。
- 慢性の椎間関節性腰痛は、
加齢によって、腰骨が変形して椎間関節の動きに悪影響(制限)が起こる、と言われています。
椎間関節性腰痛は、どんな動きで痛みが強くなるの?
先ほど、椎間関節は体を反らすと負担が大きくなるとお伝えしました。
椎間関節性腰痛の特徴は、体を反ると痛みが強くなる!
椎間関節が原因の腰痛は、写真のように体を反ると痛みが強くなります。
片方の椎間関節が原因の場合、真後ろに体を反っても痛みが出ますが、
問題のある関節側に体を横に倒しても腰に痛みが出ます。
椎間関節に圧力を加える体勢(後屈したり、側屈)をすると、人によってはおしりや足の方にも放散する痛みが出ることがあります
日常生活で多い癖は、写真の女性の様に横座りをしている人に多くなります。
この座り方をしていると関節の変形が起こりやすくなります。
もし、そんな座り方をよくしていて腰痛を感じている人は、椎間関節性腰痛の疑いがあります。
横座りはなるべくしないようにしましょう。
どうすれば、椎間関節性腰痛が治るのか?
椎間関節が圧迫されやすいバランスを改善しましょう。
具体的には、反り腰になると椎間関節の負担が強くなるので
反り腰を治さないといけません。
具体的には反り腰の治し方!の記事を見て下さい。
腰の椎間関節が原因の腰痛も椎間関節だけを調整しても再発することが考えられます。
足のゆがみや骨盤の位置が良くないと椎間関節にかかる圧力が増えるので
全身のバランスを調整してもらえる所で施術・アドバイスしてもらいましょう。
まとめ
- 椎間関節は、椎間板と一緒に背骨を支えています。
- 体重が多く乗る下の腰骨と骨盤にかけての椎間関節性腰痛が多い。
- 椎間関節性腰痛はぎっくり腰の時と、中年以降の年代で腰骨が変形して起こります。
- 腰を反ると痛みが強くなりやすく、横すわりでも椎間関節が圧迫されて腰痛になります。
- 予防のために横座りは避けましょう。
- 椎間関節性腰痛の治療は反り腰を治す治療を受けましょう!
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