ぎっくり腰に多い「スプラング・バック」を解説するよ!
カッコイイ名前だな
この記事の目次
スプラング・バックとは?
スプラング・バックは棘上靭帯や棘間靭帯が伸ばされて、部分的に断裂して起こります。
きょっかんじんたい?
棘上靭帯・棘間靭帯とは?
背骨の後ろにトゲのような骨の突起があり、棘突起と呼ばれています。
この棘突起についている靭帯の名前が、棘上靭帯・棘間靭帯と言います。
棘上靭帯・棘間靭帯の大きな役割は、背骨の安定を上げることです。
特に、体を前に倒した時に、後ろ側が広がりすぎない安全装置です。
棘上靭帯・棘間靭帯が伸ばされて、
- 棘上靭帯損傷
- 棘間靭帯損傷 が起こります
この2つがスプラングバックと呼ばれています。
スプラングバックは、どんな時にどんな症状が出るの?
スプラングバックは、背骨の後ろにある靭帯が伸ばされて起こります。
スプラングバックは、どんな時になるのか?
なぜか、尻もちをついてスプラングバックになると書いていることもあるんですが
私には、どういう原理でスプラングバックになるのか?わかりません。
ABC整骨院に来られるスプラングバックの人は
重たい荷物を持とうとした時にぎっくり腰になった方ばかりです。
スプラングバックは、どんな症状?
私がスプラングバックの方をみる機会は
ぎっくり腰の時のみです。
腰の下の方、1番体重が乗りやすい
L4とL5の部分に多く発生します。
背骨の棘突起につく靭帯がケガをするので
上下の棘突起の間を触ると痛みが強くなります。
ひどい人になると上下の棘突起の間を触ると
靭帯が緩くなって凹んでいるのを感じることが出来ます。
レントゲンやMRIでは、確認できないので
「ただのぎっくり腰、ですね」といわれる方も多く来院されています。
意外と知られていないスプラングバックなので、
よく繰り返すぎっくり腰の場合は、腰痛治療の得意な治療院に相談しましょう。
ぎっくり腰の治し方については、こちらをどうぞ! ↓
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